為替・通貨

【資産形成】円高・円安『為替』の見方|世界一シンプルに解説!これだけ知ってれば大丈夫!【投資初心者】

Sena
NO MONEY NO SMILE! こんにちは、MONEYGER の Sena です。

今回のテーマは、「もう、解らないとは言わせない!世界一シンプルな、為替、円高・円安の捉え方、しくみ解説!」ということで、

「為替の話は何度聞いてもピンとこない、よくわからない!」

「資産形成を目指していきたいので、そこに為替がどう影響してくるのかぐらいは知っておきたい、しっかり把握しておきたい!」

そんな方のために、もう為替の話で迷子にならない、円高・円安で混乱しない、そうなるための理解の仕方を、超絶シンプルに、小学生にも解るぐらいのレベルで、解説をしていきたいと思います!

今回の解説に出てくる考え方というのは、経済や金融について苦手意識がある人ほど、後々になって思い出すことができる、迷いなく判断することができるようになる、便利なものだと思いますので、ぜひ最後まで読んでもらえたらと思います。

それではさっそく見ていくことにしましょう!

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『為替』を理解するには、これだけ!

まずはじめに、いきなりですが、今回の話の ”結論” を最初にお伝えしてしまいたいと思います。

もしも、今回の動画の中身をほぼ全て忘れてしまったとしても、1 つだけ、これだけ覚えて帰ってもらえれば、今回の記事を読んだ甲斐があったとおもってもらえるのではないかという、今回お伝えしたい内容の核心部分、最重要ポイント、それはズバリ!

これだけ!

為替とは、人気投票である!

ということです。

つまりどういうことかと言うと、「為替」というのは、2 つの通貨の間で、どちらの通貨の方が人気があるのかということを、常に価格で示しているものだということです。

人気がある通貨の価値は高くなり、当然その通貨の価格は上がっていく。と同時に、人気のない通貨の価値というのは相対的に、つまり相手通貨の価値が高くなったのに対して、価値が低くなる、すなわち、人気のない通貨の価格が下がる、それだけのことだということです。

為替というのは、つまるところ、本当にたったこれだけなのです。

 

したがって、このイメージさえ掴めてしまえば、もう何も難しい話ではありません!

いかがでしょうか。シンプルじゃないでしょうか?

あなたがこれから為替について考えるという時には、このイメージを常に頭に思い浮かべることができるように、今日からなっておいてもらえると非常に楽に為替というものを理解できるようになるかなと思います。

ということで、「これで為替の解説は終わり!」としてしまっても良いのですが、さすがに簡単すぎますので、もう少し具体的に、詳細、そのメカニズムについて解説をしておきたいと思います。

『為替』のしくみ

今、為替というのは、2つの通貨間における ”人気投票” なんだということをお話しました。

これは例えば、「ドル円」すなわち、アメリカの通貨である「米ドル」と、日本の通貨である「円」、この2つの通貨間の関係、これを「ドル円相場」とか、「ドル円為替」という言い方をしますが、これを見ていこうとする時に、ニュースなどでは「現在のドル円相場は、なになに円の円高です、なになに円の円安です。」というような言われ方をします。

これはつまり、アメリカのドルという通貨と、日本の円という通貨は、今世界でどちらの方が人気があるのかなあと、そういう目線で見ているということになるわけで、そう考えることで素直に為替の動きを捉えることができるようになると考えています。

ニュースなどで、「現在のドル円相場は、昨日に比べて、1ドル、1 円 3 銭の「円 “高”!」 で推移しています。」と聞いたとすると、

「ああ今日は、円という通貨がアメリカのドルよりも人気があって、だから円が高い「円高」なんだな。ということはつまり、その反対、相手通貨を見れば、当然ドル安になるってことか。」

そんな風に考えれば良いということになります。

では、円安の場合はどうでしょう。

当然これは反対の見方をすることになります。

「円“安”!」です、と言われていれば、「あ、今は円が安い、つまり円の人気がなくて、アメリカドルの方が欲しいと思う人が多いから、ドルが高いんだ、だからドル高なんだ。」そういう見方をするわけです。

いかがでしょうか。こう聞くと非常に単純な、シンプルな話に聞こえてきませんか? 

円高・円安、為替の話というのは、つまるところ、これだけのことなんです!何もややこしく考える必要はありません!

さらに、この捉え方ができるようになれば、もう一つ、為替を分かりにくくしている問題点も解決することができるようになります。

それは、円 ”安”!なのに、100円から 110円と、円の価格が ”高く” なっていたり、その逆もしかりということが起こっていて、いつも混乱してしまう、という問題です。

これに関しては、こういう風に考えるようにしましょう。

常に相手の通貨の方から考えるのです。

例えば、ドル円相場において、「10円の円安です。」と言われた時、円の価格というのが、元々ドルに対して 100円だったとすれば、その 100円から 110円になっています。

これが円 “安” なのに、10円 “高く” なってるじゃないか!と混乱してしまう部分だと思うのですが、さきほどお伝えした通り、「円安」ということは、イコール相手方の通貨、つまり「米ドル」の方を見てみると、当然  10円分高くなっている、つまり逆の動きになっています。

これは米ドルが相対的に 10円分価値が上がった、つまり、米ドルという通貨が 10円値上がりした、というのと同じ意味を表しています。

ということは、もしも今、手元にある日本円を使って、米ドルという通貨を買おうとした場合、より多くの円、つまり 10円の円安になる前の時よりも、 10円多く支払わなければならないということになってきます。

当然ですね、買おうと思っている米ドルという商品が、10円値上がりしたわけですから、10円多く日本円を支払わなければなりません。

したがって、「円安」というのは、イコール相手方の通貨が ”高く” なったこと、つまり「相手通貨高」ということを表している、その相手方が「米ドル」であれば、「ドル高」になったということを表している、ということになります。

「円安」というのは、円という通貨の価値が安くなってしまったということ、そのため、相手通貨を買うには、たくさんの円を支払わなければならないので、それを表す円の価格は上がることになる。

これが為替相場の価格の動きのカラクリということになります。

理解できたでしょうか。

 

外国為替を言い表す時というのは、日本国内においては、基本的には ”円ベース”、つまり「円高」とか、「円安」といったような言い方になるわけですが、円の価格の動きだけに注目してしまうが故に、この円安と円高が示す意味と、実際の円の価値の変化というものが ”逆” に動いているように感じてしまうのです。

為替というのは、常に相対する相手通貨というものが存在していて、その相手通貨に “対して” 円が安くなっているのか、高くなっているのかと、いうことを表している、それが為替相場の意味なんだと、そこを理解することができれば、こうした混乱は解消できるのではないかと思います。

ここがどうしてもいつも混乱してしまうという方は、ぜひこの部分を何度も何度も読んでいただいて、解説動画も参考にしながら、「円安」とか「円高」とか聞いた際には、すっとこの感覚が取り出せるようにしておいていただければなと思います。

ということで、以上、世界一シンプルな為替の解説ということでここまでお送りしてきましたが、ここからはさらにその先へ進んで、

「じゃあ、資産形成を目指す上においては、この為替の動向というものを、どのように捉えていけば良いのか。何を意識して見ていくのが正解なのか。」

そこのお話へと移っていきたいと思います。

『為替』があなたの資産形成に与える影響

今回のテーマである「為替」というものを、イメージとしてスッと捉えることができるようになったとして、ではそれを資産形成の観点から考えた場合にどう捉えれば良いのか。

日々のニュースなどで為替の話題が出てきた時に、自分の資産の今後に対しては、どういう視点で見て、どんなことを考えておけば良いのか、そこについてここから解説をしていきたいと思います、

これもいきなり結論からズバッと言ってしまいたいと思いますが、結論は、

為替動向は「特に気にしなくて良い!」というのが結論になります。

もう少し正確な言い回しとしては、「気にしても仕方がない!」という言い方の方が正しいかと思いますが、資産形成をがんばっている、しっかりと考えている人こそ、為替の動向に気をもむ、やきもきしてしまうような暇があるのなら、むしろ、毎月の固定費の下げ方だとか、日々の節約の積み重ね、そういった方へ頭を使ってもらって、資産形成に向けられる資金、予算を 1 円でも多くするためにはどうすればよいか、そちらにぜひエネルギーを注いでもらいたいと思います。

私がこう主張するのには、理由が2つあります。

1つは、「米ドル中心のポートフォリオとするため」、そして 2 つ目は、「通貨の価値の変動幅は、資産拡大の規模に比して小さく、リスクヘッジも可能」、この2つです。

順にみていきましょう。

米ドル中心のポートフォリオを推奨しているため

まず1つ目の、”米ドル中心だから” という理由についてですが、

「いやいや、米ドル中心なら、それこそめちゃくちゃ気にしなきゃいけないんじゃないの?」

と思われる方もいるかもしれませんが、そこはむしろ逆に聞きたいと思います。

「気にし続けた所で、あなたに何かできることはありますか?」と。

もっと言えば、

「確信をもって、先行き見通しを判断できる自信がありますか」と。

そうなんです。結局は、為替を気にしたところで、一般投資家にできることというのは、ほぼ無いに等しいというのが現実なのです。

 

一般投資家に限らず、プロ中のプロである、為替ディーラー、毎日毎日為替の変動に目を光らせて、様々な要因について分析し、予測を立て続ける人たちでさえ、100% ”予測を立てる” ということは不可能です。

そもそも、株にせよ為替にせよ、先行き見通し、未来予測などというものには、絶対はない、未来は誰にもわからないという中で、それでも何かを信じて、どこか成長する領域があるだろうという予測のもと、その確率、確度が高い場所に懸ける、そこを信じて買い続ける、それが資産運用、一般投資家ができる資産を膨らませていくための手立てでした。

その中で、最も信じられそうな投資先、成長が期待できそうなものが、世界全体の経済の成長、そしてアメリカ、米国市場の拡大であるわけです。

人々が持つ欲というものに基づき、人口が増え、より良い生活、便利な世の中を探求していく中で技術革新が生まれ、そこにお金が集まり、経済的価値が上昇していく、そういったセオリーにお金を預けておくことで、その恩恵に授かろう、自分の資産も一緒に成長させようと考えるのです。

ということは、言ってしまえば、この投資戦略を前提とした場合、選択肢はもうすでに限定されている、つまりは、為替リスクをとりつつも(ここでは米ドルの為替リスク、ということになりますが、)投資を続けるということしか、できないわけです。

ということで、米ドル中心のポートフォリオとするために、というよりむしろ、米ドル中心のポートフォリオしか考えられないから、為替動向を気にしても仕方がない、というのが1つ目の理由になります。

『通貨の変動幅』は、『資産拡大の規模』よりも圧倒的に小さく、そこに対するリスクヘッジも可能

一般投資家が為替を気にする必要がない、その理由 2つ目は、『通貨の変動幅』というのは、長期で見た『資産の拡大幅・成長性』と比べると、そこまで大きな問題でもなく、かつ、そこに対するリスクヘッジは可能だという点です。

まず、為替の変動、通貨間の価値の差というのは、ドル円、つまり日本とアメリカという関係で言えば、今後数十年という単位で見たところで、数倍・数十倍の開きが出てくるということは、まずもって考えられないでしょう。

日本という国が、その経済規模や、経済の成長性において、世界的にもかなり小さなミニ国家であるならば話は別ですが、幸いにも現時点でまだまだ世界3位という経済規模を誇り、人口減少を筆頭とした国内の諸問題は抱えつつも、教育水準や技術力の高さ等からみても、国家としてのスケールを大きく毀損してしまうようなことはないと考えておいて良いわけです。

そういう意味において、米ドルと日本円の ”価値” の差というものが、今後数倍・数十倍の開きが出てきてしまうというような事態は想定しにくいと考えられる。

したがって、資産形成に与える影響としては、通貨のもたらすネガティブ要因、すなわち、ドル円でいうところの、円高の影響によって資産をほとんど失ってしまうというような最悪の事態というのは、その可能性が限りなくゼロに等しいと考えて良いということです。

さらに、為替に対するリスクヘッジという部分についてですが、これはもう一言だけで片付きます。それは、

「ドルコスト平均法」でできる。

 

楽なやり方を選びましょう。ただそれだけです。

「分散・長期・積立」を基軸とした投資戦略の中で、そこまで粒だててこの為替の問題をリスキーに捉える必要は全く無いというのは今お話した通りですが、あえて言うとするならば、そもそも「ドルコスト平均法」という、個人投資家がほとんど唯一とも言える採用すべき投資手法、これさえ実行することができていれば、為替のリスクというのは、自然と、自動的に、ほとんどの部分が小さく小さくなっていくものであって、これが為替を気にする必要がないという、2つ目の理由、それも非常に大きな理由の1つだということになるのです。

これが、為替動向の、資産形成における見方、考え方の結論と、いうことになります。

いかがでしたでしょうか。

今回の記事で、「為替って、そんなにややこしい話じゃないんだ。」「資産形成で、為替って全然気にしなくて良いんだ。」そんな感覚を持っていただけたら、非常に嬉しく思います。

資産運用で為替を積極的に使っていく、つまり、為替でリターンを得に行くといった行動を取るというのは、安定性や再現性の観点から、一般投資家がやるような手法ではありません。

金融・経済について深く勉強する時間も余裕もない、そんな方が、将来への備えとして資産形成に取り組もうとする時、やはり ”手のかからない手法” ”簡単に実現できる手法” に優先して取り組むというのは、とても重要なことです。

もちろん、あまりにも楽をしようとし過ぎるあまり、詐欺のようなものに引っかかってしまってはいけませんが、成功のためのセオリーというものは、もう既にある程度確立されています。

これからもそうした ”黄金のセオリー” をベースに、あなたもどんどん資産を増やしていきましょう。

MONEYGER では、これからもそのヒントを発信し続けます。

それでは、また。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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